ドレッドヘアーと日本人①

こんにちわ。
広島のダンススタジオ「STUDIO GEEKS(スタジオ・ギークス)」のKAMIMAEです。
本日からはドレッドヘアーと日本人というタイトルでお送りします笑
昔はダンサーになると誰しもが一度は憧れた「ドレッドヘアー」。
黒人がやってるとやたらとかっこいいあのヘアスタイルです。
正式名称は「ドレッドロックス」で世界中に起源がありますが、ドレッドロックスという単語自体は1930年代にジャマイカの労働者階級と農民を中心にして発生した宗教的思想運動「ラスタファリ・ムーブメント」が発祥です。
日本では主にファッションとしての髪型というほうが定着していますね。
この髪型に憧れすぎた10代。一番最初は高校時代の夏休みを使ってチャレンジしました。
そもそも日本人と黒人では見ての通り髪質がまるで違います。
ほぼ直毛なアジア人の毛をどうやってドレッドにするか?
そこには今日に至るまでの日本ドレッド界の進歩の歴史があります笑
まずはハリガネに髪の毛をそのまま巻きつけてパーマ液につける通称「ストロードレッド」または「パイプドレッド」。
黒人のそれとはほど遠いですが、雰囲気は何となく…。
当時はこれくらいしかドレッドをかける方法が無かった。このドレッドの難点は個人の髪の量によっては本当に本数が少なくなる。
中には毛量の多い人はこのパイプドレッドでも様になるのですが、僕の場合はそこそこの感じの仕上がりでした。
しかも高校生になって初めてかけたパーマ。パーマ自体はじめてだったのと、肌も弱いのでパーマ液に負けておでこがただれました笑。すぐ美容師さんに言えば良かったんだけど、パーマとは痛みを伴う物と勝手に思っていたから、この痛みに耐えてこそドレッドになれると思い我慢したら大やけどしてました…。
ただ、人生はじめてかけたドレッドに個人的には大満足。
髪を振り乱して踊る自分に、酔いしれたものです。
踊りも1.5割り増しでうまくなった気になれるのも利点の一つですね!
そして数年の月日が経ち、日本ドレッド界に革命が起きます。
それが「アフロドレッド」そして「エクステンション」。本日はこの辺で
次回に続く…。
ドレッドQ&A
Q:そもそも洗えるの?
A:洗えます!ただ、筒状になったドレッドの中に水がたまるので乾くのに異常に時間がかかる。
今回紹介したパイプドレッドは比較的洗いやすいドレッドですね。
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