90年代後半 〜HIP HOPからBIG BEATの流行〜

What’s up!
広島のダンススタジオ「STUDIO GEEKS(スタジオ・ギークス)」のKAMIMAEです。
おかげさまで毎日100人近くも見てくれててかなり嬉しいです。
そして、いつも読んでくれてるみなさんありがとう!
見てくれてるからには、面白いなって思ってもらえる情報を発信したい。
そんな思いで更新しとります笑
90年代の前半はHIP HOPが世界中で注目されて、HIP HOPといえばアメリカという時代だった。そして世界的なムーブメントになると同時に商業ベースのHIP HOPも台頭してきて、これは良くも悪くもなんだけど、それ以前からハマってる人には少し、キャッチー過ぎる楽曲が多くなってきた。
PUFF DADDY(P.DIDDY)のBADBOY ENTERTAINMENT等をはじめ、ちょっと派手さばかりが目立ってあまり自分にとっては魅力的ではなくなってきて…。あとギャング的過ぎたり、ギラギラしすぎてるのもあんまり好きじゃない。
↑音楽的にはいいんだけどパフォーマンス用の曲としてはちょっと使いにくいかな…。
そんな時、ヨーロッパでBREAK BEATSをベースにした新たなスタイル「BIG BEAT」と呼ばれる音楽スタイルが生まれた。
代表的なアーティストは「The Chemical Brothers」や「Fatboy Slim」「COLDCUT」等、BREAK BEATSを基調としているんだけど、どこかアグレッシブで、踊りやすいテイストの曲が多く、これはかっこいいなと即ハマった!
ショーでもたくさん使った。
↑ Chemical Brothersのこの曲はちょうどいいロックとの融合が魅力!
↑ Fatboy slimのこの曲はNissanのCMでも使われたり、ショーで使う人もたくさんいた。
↑ ColdcutのTimberは環境破壊へのメッセージも入った音ハメしまくりのPV。これは映像のダンスだ!
これらはPVもかっこよくて、自分が映像制作にハマるきっかけにもなった。
SPIKE JONZEやMichael Gondryらが作り出す、音と映像の世界に魅了された。
↑ 最近のですが、KENZOの香水の映像。当時のFatboy SlimのWeapon of choiceの最新版。
自分の思う良いダンスって体が音そのモノになる動き、グルーブ感なんだけど、それを映像で体現してる感じ。
そうそう、この音ってこの映像だよねっていう。
その感覚が今の自分の自己表現の基盤になってると思う。
この頃は今みたいにyoutubeも無いので、東京と地方の情報格差がすごくて、広島に情報が届くのにタイムラグがあった。
川崎のクラブチッタでやっていた「Main Street」は日本のダンスシーンの最先端でJ.S.BでBobbyさん達がChemical Brothers や DJ Shadowでショーしたのにはやられたなー。
↑ 最初のDJ ShadowのOrgan Donorを使ったのは衝撃的だったJSBのショー。このショーはチッタで生で見に行った。
ファッションもヨーロピアンチックになってDIESEL等がダンサーで流行ったのもこの頃。
DIESELで働いてるCHU(Mo’Paradise from Tokyo)が羨ましかったw
そんな頃僕がやってたA-POLOっていうチームが2000年にCHINA TOWNでやったショーがこちら
ビッグビートFRESKANOVAってアーティストのPUSHERMANで踊ったやつ最後に上げます。
若すぎて恥ずかしいけど笑 金髪のドレッドが僕です。メンバーはKAKU, RYUJI, KYO, IPPO YUGO, KAMIMAE。
ソロ回しのとこでKOUJIやチャンプ、KEIZO、JUNが登場!
それでは♪
世界につながるダンススタジオ STUDIO GEEKS
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